ジョギングよりもエネルギー消費が激しい速歩き

ウォーキングだけではなかなか心拍数が上がらないため、「多少運動の強さが不足しているなぁ」と感じるている人は、ときどきランニングを加えると、消費エネルギーが確実に増えていくようになります。 ランニングはウォーキングよりも、体の重心の上下動が大きく、時速7km以下(軽いジョギング状態)で あっても、消費カロリーは断然高くなります。「短時 間でエネルギーを消費したい」ということなら、ランニングのほうが効果的と言えるでしよう。 ただし、上下動が激しいということは、着地時の足への衝撃もそれだけ大きくなることを意味します(ラ ンニングの着地時の衝撃は体重の約3倍、ウォーキングは体重の約1.5倍)。そのため、普段から運動する習慣が
く、体脂肪がたっぶりとついていて、筋力の弱がない人などが、急にランニングを始めると、足首や膝を痛めてしまう恐れがあります。
運動習慣がない人はウォーキングから始めることをオススメします。
すでに、ウォーキングによってある程度の体力がついている人なら、時速7km以上で歩いてみてはいかがでしよう。「短時間のランニングは消費エネルギーが多い」と前述しましたが、30分以上続けられる体力があるなら、ウォーキングの速歩きのほうが ダイエット効果は高くなります。 スポーツクラブなどでトレッドミル(ランニング マシーン)を利用できる人は、時速7km以上のス ピードで、速歩きとランニングを試してみてくださ い。ウォーキングのほうが、よりエネルギー消費が多くなることを実感できるはずです。

「コマ切れウォーク」 で体脂肪を燃やす

脂肪燃焼のためには20分以上継続して動くことが必須と言われているせいか、街中で信号待ちをしながら、足踏みをしたり、信号付近を軽く歩き回ったりし ている人の姿をよく見かけます。信号などが少ない、川の土手などの快適なコースが身近にあれば、ウォーキング環境としては理想的ですが、街中となると、どうしても信号待ちなどで足を止めせざ るを得ない状況も出てきます。
そんなときは、焦る ことなく、ゆっくりとストレッチをしながら、信号が変わるのを待ちましよう。
公園でストレッチ
最近の研究では、「コマ切れの運動でも脂肪燃焼に 十分な効果が期待できる」という報告が出ています。 20分、30分といったまとまった時間がとれなくても、 通勤時に15分、昼休み時に15分というように、思いついたときに少しでも歩くようにしましよう。

 

一日のウォーキング時間の合計が20分以上になれば、体脂肪は確実に燃焼します。面倒くさがり屋でも、コマ切れウォークであれば苦にならないでしよう。気づいたと きには、30分〜40分の時間が経っているものです。
また、信号待ちの時はガードレールや車止めを利用しながら、ハムストリング(太ももの後ろ側の筋肉)などのストレッチを行うのもいいでしょう。
ストレッチで、体に酸素を行き渡らせれば、その後の動きや疲労の蓄積はまったく変わってきます。

 

加圧シャツを着ると、通勤時に1駅分多く歩くだけで、かなりの脂肪燃焼、腹筋の引き締め、姿勢矯正効果が見込めます。
ウォーキングの時間が取れないという方は加圧シャツの効果について、嘘・ホントを確認してみましょう。

心肺機能が高まる「吐く、吐く、吸う、吸う」4拍子ウォーク

心肺機能とは、「体内に酸素を取り込む」肺の働き と「体のすみずみまで酸素を運ぶ」心臓の働きです。 健康づくりとは、生命維持のために最も重要な、この機能を向上させること、そして、いつまでも元で気適に生活できるよう、筋肉と骨格を若々しく保つことではないでしようか。ウォーキングがそこで役立てばうれしく思います。
心肺機能を高めるための第一歩は、「しっかりと息を吐き出す」ことです。息を吐く、つまり肺にある空気をいったん外に出さないと、新しい空気を取り入れることはできません。肺で行われるガス交換 (二酸化炭素を排出して、酸素を取り入れる)の効 率を上げるには、何よりもまず息を吐くことが大切なのです。成人男性であれば、深呼吸によって約4リットルの空気を肺に入れることができるのですが、呼吸が浅いと1リットルほどしかガス交換が行われません。 ウォーキングでは「吐く」リズムを意識しながら 歩くといいでしよう。「吐く、吐く、吸う、吸う」 「吐く、吐く、吸う、吸う」という4拍子 (2ビート 最適な呼吸法)のリズムが適切です。 このリズムのメリットは、それほど吸う意識がなく ても、大量の空気が肺に自然に流れ込んでくることです。
また、普段の生活でもできるだけ深い呼吸を行うように心がけてみてください。
それを繰り返すだけで全身の代謝機能はアップしていきます。